実例⑤亡父の遺産分割で苦労早めの相続対策を

任意売却 東京 管理人です。

黒田さんの父親は一昨年亡くなりましたが、母親亡き後、90代まで生き、天寿を全うされました。長男の黒田さん夫婦は、両親と同居して、長年面倒を見てきましたので、黒田さんの妻も養子縁組をしています。黒田さんのきょうだいは5人で、父親は遺言を残さなかったため、遺産分割協議では一番下の弟の発言力が強く、苦労したということです。
黒田さんは自宅とマンションと駐車場を相続し、妻も畑を相続しました。納税は土地を売却して全員分の相続税をなんとか払うことはできました。
一段落したというものの、黒田さん夫婦の財産が大きいため、早めに節税対策をしたいと相談に来られました。
黒田さんは、マンションの借入も引継ぎましたが、それでも不動産評価が大きいことから相続税がかかります。妻も財産を所有しているので、自分の財産は子供に負担なく相続できるようにしたいということが希望です。
まだマンションの借入が残っていることから、借入をしなくてもいい対策をしたいということでした。

Follow me!