実例⑨-①相続税評価額より時価が低い土地は組み替え

任意売却 東京 管理人です。

生産緑地にしている畑は260坪ありますが、倒れてからは耕作できず、休耕地となっています。当社で土地の評価をし、市場価格も調査すると、売買価格よりも相続税評価額のほうが高い状況で、このまま保有するメリットがありません。
そこで、売却して収益不動産に買い替えることを提案しました。事業用資産の買換え特例を利用すれば、譲渡税も節税できます。
この場合、生前に内藤さん自身が売却することでメリットが生まれます。
260坪の畑の周辺はすでに宅地化が終わっており、内藤さんの畑だけが更地で残っている状況でした。砂埃の苦情などもありましたので、売却することで気持ちも楽になります。
宅地分譲ができる開発業者に情報を出すと、立地や環境が良いことが幸いし、すぐに購入希望の法人数社から申込が入りました。
その中で最高価格の法人へ売却を決めて、無事に売却は完了しました。
売却を終えるまでには生産緑地の解除申請や境界立ち会いや開発申請など、種々の手続きが必要でしたが、内藤さん、当社、購入法人、測量会社などが協力することで、スムーズに手続きを進めることができたのです。

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