実例②1次相続以上に相続税がかかる2次相続

任意売却 東京 管理人です。

尾崎さんの母親は、3年前に亡くなった父親の財産の半分を相続しました。父親は農家の長男で、祖父より多くの土地を相続し、貸家や駐車場にして不動産賃貸業を営んできました。
一部の土地は国の施設に賃貸しており、土地の収益で生活できる立地にあります。
父親は、節税しないと相続税が大変だと周りからいわれながら、何も対策をしないうちに倒れて意識不明となり、そのまま数年後に亡くなってしまったのです。
所有権は全部現地調査し、多くの土地の評価を下げてできるだけの節税をしました。
母親が健在で、財産の半分を相続してもらったので、納税も少なくできたといえます。
財産の約65%が土地で、負債がないため、多額の相続税がかかることを覚悟しつつも、できる節税はしたいと、次男の尾崎さんが中心となり、当社に依頼をされました。
尾崎さんの所有地は、不整形地や斜面の土地などがあり、全部を確認して評価を下げたことと、半分は母親が相続することで、納税を減らしました。子供たちの相続税は土地を売却して済ませることができました。
母親が相続したのは、主に賃貸収入が入る貸家、貸地と預貯金です。父親の財産の半分とはいえ、まとまった額になりますので、生活費に充てられます。母親はまだ元気ですが、父親のように突然のことがないとも限りません。今度は少しでも節税対策をしたいと尾崎さんから相談がありました。

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