実例②-②現金を不動産に組み替えて節税

任意売却 東京 管理人です。

母親の財産で目立つのが、現金の多さです。このままにすれば、納税資金にはなりますが節税はできないため、現金で賃貸不動産を購入して、節税することを提案しました。
すべて不動産に替えてしまうと、万が一現金が必要になったときに困るという不安があるため、半分を残して対策するようにしました。
アパート1棟を購入する選択肢はありますが、地震や火災によるリスクが高いため、区分収益マンションをおすすめしました。
しかも、立地を変えて区分収益マンション2ヵ所を購入することで、一方が空いたり事故が起きたりした場合でも、もう一方が稼動していれば損害は回避できます。
尾崎さんは、母親やきょうだいの同意の元、節税対策となる収益マンションの購入について、すぐに決断をされ、契約も順調に進められ、対策ができたのです。
この収益マンションは、母親の自宅からは離れていますが、将来は尾崎さんが相続することを前提として、立地を決めて購入することにしました。人気の高いエリアにあるため、賃貸需要が高く、いつでも賃借人が見つかる好物件です。現金のままにしておくと、資産も増えず節税対策にもなりません。一部を不動産にすることで、家賃収入が入るため、楽しみも増えたといえます。

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